覚悟

26の頃は、稼ぎが安定している男性と結婚して、子ども作って持ち家で一生安泰な暮らしをすることが幸せだと思ってた(あわよくば専業主婦でいいと思ってた)。
でもそうじゃないみたい。
私は何かに挑戦していたい。
常に新しい世界を見たい。
毎日毎日同じ日常の中に、小さな幸せを見つけていけるほど、大人ではなかったみたい。
 
淀んで腐っていたのは私のほう。
場所が問題なんじゃない。踏み出せない自分が問題だった。
これから踏み出せるかもわからない。
いつも臆病で新しい環境にビクビクしているところが、変わるかわからない。
「始める」って口ばっかりで、めんどくさがってた。
でも変わりたい。
新しい世界を見たい。
 
彼に惹かれたのは、そのためのツールを持っていたのもあるからだと思う。
それでも好きだという気持ちは本当だった。
でももうやめにしなきゃ。
 
もしかして、我慢して罠を張り巡らせれば欲しいもの全部手に入るかもしれない。
いまでも十分「悪人」で汚れている。
これ以上、自己卑下の材料作るの、やめよう。
 
どんな状況になっても、生きてはいけるから。
自由は身を切るように辛いものだ。
でもそれを味わいたいなんて、思う。

何も感じなくなってしまったよ そう いつのまにか

まったく何にも感じなかった
平気だと思っていたけど、ショックだ
ただの肉体だ
でもそれと同時に安心もした
ああ、身体と心は直結しているのだと
 
音になった言葉に傷ついて、その裏の本心が見えない
傷つきたくないから、仮面をかぶっているだけというのは見え見えなのに
その仮面が本心だって、そう思ってしまってる
きっとそのうち、そうなるだろう
 
揺れた
揺れている
わからない、もう
答えをくれる人が欲しい
 
幸せって、何なのだろう

欲しい

誰にも想いを吐かないで、ひっそりと計画していたら、手に入るかな。
全てを捨ててもいいから。
 
これは多分、烈しい想い。
落ち着き/安定はない。
それでもいいのかな?
いい、って。
 
欲しいものが手に入らないで駄々こねている子供。
 
私の幸福が周りの不幸ならば、じっと想いに蓋をして一生抱えていくべきだろうか。
それでも欲しいって想ってしまう。